ピエゾの伸びは、位置決めに使われると共に力の発生源としても使われます。
下のグラフはピエゾの伸びと(ストローク)とその発生力の関係を示しています。
・ピエゾの伸びの最大値はピエゾがまったく力を発生していない場合、
例えば無負荷で伸縮させている場合です。
・ピエゾの発生力が最大なのはピエゾの伸びを完全にゼロにして(完全拘束)
して
HVを最大にした時です。この時の最大発生力をBlocking Forceと呼びます。 |
一般に、この最大発生力はピエゾ素子の断面積が大きいほど大きくなります。
普通はblocking forceの50%の荷重で、無負荷時の最大ストロークの50%が得られます。
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