静電容量センサは、導体の測定対象物の所在確認・位置の測定と同じく、非導体の位置、存在検知にも有効です。
導体は、プローブと導体の間に生じる静電容量の変化で測定し、非導体は、その誘電率による静電容量の変化で測定します。
【非導体の存在の検出測定】
非導体の背後に導体のターゲットを固定します。 |
【非導体の位置測定】
プローブの正面に導体のターゲットを設置することが難しい場合があります。
プローブ表面に対して導体がない場合、センサの電界はプローブ本体を包むように戻ってきます。
この面をフリンジ面と呼びます。
測定対象物の誘電率によって、プローブに戻ってくる電界の量が変化します。この変化を利用して、非導体を測定します。
※ ご希望の測定対象物の非導体が測定できるかどうか、まずはお問い合わせ下さい。
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